映画「容疑者Xの献身」

 監督:西谷弘,原作:東野圭吾,出演:福山雅治,堤真一,柴咲コウ,松雪泰子,北村一輝,金澤美穂など。第134回直木賞を受賞した「同名」の作品の映画化です。

 プレジャーボートが爆破されたシーンから,花岡靖子(松雪泰子)が別れた夫を殺害する場面に続きます。隣の部屋の物音を不審に思って天才数学者石神哲哉(堤真一)がドアチャイムを鳴らしますが,靖子はゴキブリを殺したと追い返します。男性の死体が発見されましたが,顔をつぶされ,指を焼かれていました。死因は電気コードのようなもので絞殺されたものでした。間もなく身元は富樫慎二であることが判明します。貝塚北警察署の刑事・内海薫(柴咲コウ)は捜査に乗り出し,警視庁刑事草薙俊平(北村一輝)と共に富樫の別れた妻靖子とその娘美里(金澤美穂)からアリバイを確認した帰りがけに石神と出会います。草薙は大学の同期の帝都大学理工学部物理学科の准教授湯川学(福山雅治)が石神と大学の同期でもあることから捜査協力を求めます。花岡親子が映画を見ていたというアリバイは成立し,捜査は難航します。湯川は靖子が殺人事件の容疑者であると推理します。
 
 そんな中,石神が殺人・死体遺棄事件の犯人であると自首します。湯川は靖子に会い真実を聞き出そうとします。また,留置場で石神にこの事件の推理を話します。ここからがこの映画の見所です。その後に靖子が登場して複雑なトリックの全容がに分かります。徐々に真実が明らかにされ,前半の細切れのシーンがつなぎ合わされます。

 石神と湯川が冬山に登るシーンで山にガスが掛かり,何が起きるのかとドキドキするシーンや捜査会議でのやり取りの場面を興味深く見ました。石神の高校での授業なども無駄のない演出でそれぞれの人物像を明らかにしています。主題歌の「最愛」KOUH+(福山雅治+柴咲コウ)は良かったです。特に歌詞がよかったように思います。

 最後に,この事件の全体像が明らかになり,すっきりした気持ちで映画館を後にできました。大ヒット中の映画だとの情報を得て見た映画ですから期待して見ましたが,予想どおりのできの良い映画で満足しました。

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