映画「ザ・マジックアワー」

画像 2008年6月7日公開の映画の中に見たい作品が3本ありましたが,同監督の前作「ザ・有頂天ホテル」が面白かったことからこの映画を見ました。この映画のキッチコピーは,「この街で起きたことは きっと誰かに話したくなる」です。
脚本・監督:三谷幸喜,出演者:佐藤浩市,妻夫木聡,深津絵里,綾瀬はるか,西田敏行,小日向文世,寺島進,戸田恵子,伊吹吾郎ほか

 守加護(すかご)を牛耳るボス・天塩(てしお・西田敏行)の愛人・高千穂まり(深津絵里)に手を出した手下の備後登(妻夫木聡)は,命と引き換えに天塩たちが探している伝説の殺し屋・デラ富樫(とがし)を連れてくることを約束させられます。デラ富樫を知らない備後は映画監督と称して売れない俳優・村田大樹(佐藤浩市)を映画の撮影とだまし,デラ富樫に仕立てて街につれてきます。備後は村田や天塩に化けの皮が剥がれないかと怯えます。村田は映画の撮影をしていると思い込んでゴム製の拳銃を振り回します。天塩たち一味は村田をデラ富樫だと勘違いしています。それぞれの思いがかみ合わないところが面白く,くすくすと笑う場面が多くあります。

 スタジオに守加護という街のセットを作って撮影したもののようです。ホテル,天塩のアジトや備後の経営するクラブなど見事なものです。古いヨーロッパの町並みを舞台にスーツに身を固めた俳優がアメリカのギャング映画を撮影しているような雰囲気があります。ストーリーが面白く見ている者を飽きさせまえん。その先の展開など全く予想ができません。この映画の面白さは備後がだましとおせるのかですが,まりの恋の行方も少し気になります。

 芸達者な出演者による映画は見ごたえがあります。その中で綾瀬はるかの出番は少ないのですが存在感があり,今後の活躍が期待できそうです。それと,深津絵里がクラブで歌うシーンがあります。歌は「I'M FOREVER BLOWING BUBBLES」というスタンダードナンバーだそうです。エンディングでもビッグバンドバージョンの歌を聞くことができます。柳澤愼一(ジャズ歌手・俳優)が出演していて映画で見るのは久しぶりで懐かしく思いました。

 テンポの良い映画で面白く見ました。ストーリーは何回も手直しされたようでできすぎの感がしますが,その面白さを楽しむ作品でしょう。この映画を前作の「ザ・有頂天ホテル」とあえて比較すると前作の方が単純なストーリーでテンポの良さもあり面白かったようにように思います。映画の評価は見る人によって異なりますからあまり参考にはなりませんね。多くの観客を動員できそうな作品です。

 この映画のオフィシャルサイトにあるムービーコンテンツの予告(キャスト編)に,「だまされる男,だます男,惑わす女,尽くす女,牛耳る男,厚化粧の女,怖い男,振り回される男・・・・」と出演者を紹介しているサイトを面白く見ました。 画像はオフィシャルサイトにある壁紙をお借りしました。

<参考>
 「マジックアワー」の意味は,夕暮れ時の太陽が沈んだ直後の空がまだ明るい間をいう映画関係者の業界用語のようです。この時間帯が世の中で一番美しい時だそうです。





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