映画「やじきた道中てれすこ」

古典落語の「てれすこ」,「狸賽(たぬさい)」などを基に,弥次さんと喜多さんが珍道中を繰り広げる人情喜劇です。ちょうど落語を映像化したような感じの映画です。

大阪で不思議な生き物「てれすこ」が捕獲され,この話題が世間の注目を集めていました。そのころ江戸・品川の遊郭「島崎」の花魁(おいらん)お喜乃(小泉今日子)は,自分に思いを寄せる新粉細工職人弥次さん(中村勘三郎)に,「沼津で病に伏せている父親に会いたいから一緒に逃げてくれ」と頼みます。ちょうどその時,歌舞伎役者の喜多さん(柄本明)は仮名手本忠臣蔵の見せ場「松の廊下」で大失態を演じてしまい,首をくくろうとしていました。幼馴染の弥次さんと喜多さんは思わぬ形で再会しました。二人は見事なアイデアで,お喜乃を遊郭から足抜けさせます。そして三人の珍道中が始まります。弥次さんは騙されて,また喜多さんは酔っ払って大暴れをして無一文になります。そして,「狸賽(たぬさい)」の話のように子狸に助けられます。その後も,地回りに追われたり,「てれすこ」というものを食べるなどの道中を続けます。

監督:平山秀幸,脚本:安倍照雄,出演:中村勘三郎,柄本明,小泉今日子,ラサール石井,笑福亭松之助,淡路恵子,間寛平,松重豊,山本浩司,藤山直美,國村隼,笹野高史ほか。

カウンターでチケットを購入したところ,スタッフから「記念品です」言いながら,「やじきた道中てれすこ」を手渡されました。そこは薄暗くて何かわかりませんでしたが,明るいところで見ると「品名:甘のし,名称:魚介乾燥品」でした。この商品の製造者は「株式会社水野商店M(愛知県岡崎市六名本町)」で,販売者は「やじきた道中てれすこ(大阪市西区南堀江2-1-3松竹大阪ビル)」でした。原材料は,魚肉すり身,でん粉,植物性たん白,植物油などで,食べると伸しイカのような食感と味でした。

この袋に「てれすこ」の説明がありました。「摂津 大坂の淀川に奇妙キテレツな生物現れる!! …… 大きさは約1.8メートル?立派な頭部には粉を吹く羽のようなトサカがあるが,顔はお多福のようで,牙は猪,角は鹿のようで,体は銀の鱗で覆われているらしい。 …… 詳しくは,映画「やじきた道中 てれすこ」でご確認ください。」とありました。

この映画は落語と松竹新喜劇をプラスしたもののようでした。笑いがあって,少ししんみりとさせ,その後でほのぼのとした気持にさせてくれます。この映画を見終わって,江戸時代の日本人はよかったなと思いつつ,今の日本もいいなと,「日本人に生まれてよかった」とそう思いました。

画像画像


写真の袋の幅は80mmです。

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この記事へのコメント

たんぽぽ
2007年11月13日 07:35
おはようございます。
喜劇に人情がプラスされたような、映画みたいですね。
「てれすこ」食べてみたいです。

夢楽さんが、いつも、詳しくストーリーを書いて下さるので
楽しいです。映画を見なくても見たような木になりますよ。
有難うございます。
今日は、昨日より暖かくなりそうですね。
夢楽
2007年11月13日 22:37
たんぽぽさん こんばんは
喜劇好きの方にはお勧めの映画です。何も考えないで,ただ笑っていればいいのです。この映画にある「人情」はいいですね。
今日は「唯称庵跡の楓林」の写真を撮りに行きました。ちょうど見ごろでした。今,写真の整理をしています。