映画「憑神(つきがみ)」

貧しい下級武士がお稲荷さんに立身出世を祈願したところ,祈る神様を間違えて次々と災難に見舞われます。幕末の社会変化と災難を乗り越えて生きる主人公を描いた落語風の喜劇です。笑うシーンは意外に少ないです。

監督:降旗康男,原作:浅田次郎,出演:妻夫木聡,夏木マリ,西田敏行,赤井英和,森迫永依,佐々木蔵之介,佐藤隆太,鈴木砂羽,笛木優子,香川照之,江口洋介など,主題歌:「御利益」米米CLUB

将軍の影武者を務めた名家の二男彦四郎(妻夫木聡)は,婿養子の縁を切られて兄(佐々木蔵之介)の居候となって暇な毎日を送っていました。蕎麦屋の主人に向島の神社に立身出世を祈願するようにと勧められました。その後酔っ払って通り道から転落し,そこにあった「三巡稲荷(みめぐりいなり)」に立身出世を祈願しました。すると貧乏神(西田敏行),疫病神(赤井英和),死神(森迫永依)らの災いの神にとりつかれました。

この神様たちは怖い災難を与えますが,人間味があって温かいところがあります。彦四郎は受難を乗り越えて生きてゆきます。変動の激しい社会を背景にしたストーリーですが,現在の社会にも当てはまる部分もあって,ニートやフリーターと言われている人たちに,「誇りを持って生きなさい」とか,「まず何かやりなさいとか」のメッセージを発しているようにも感じます。

最初のシーンはモノクロです。フィルムに傷が付いていて雨が降っているように見えます。途中でも字幕のシーンでモノクロになります。これは新鮮でした。時代劇にギター?の音楽が入っていますが,新鮮でもあり,違和感もありました。浅田次郎が画面に出てくるところがあって驚きました。

監督・出演者がこのメンバーですから多くの観客を集めてほしいですね。また,解散を撤廃した米米CLUBの「御利益」がヒットすることを願っています。

この映画を見終わって,憑かれるのなら死神がいいですね。この映画の死神は可愛らしい少女の姿をしていました。

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この記事へのコメント

たんぽぽ
2007年06月25日 14:40

こんにちは。今日は蒸し暑いですね。
この映画も不思議な映画みたいですね。
機会があれば見たいです。
たくさん、したいことがあって困ります。
不快指数が高い日みたいです。
お気をつけて・・・
たんぽぽ
2007年06月25日 14:42
米米CLUB、この間見ました。
解散をやめて、この歌にかけてるのですね~
夢楽
2007年06月25日 18:59
たんぽぽさん こんにちは 
面白そうな映画がたくさん上映されていますから選ぶのも迷います。浅田次郎原作の映画はわかりにくいところがありますが,この映画は単純でした。米米CLUBとしてもう一度活躍してほしいですね。このように思うのは古くからのファンだけでしょうか。